売上・アクセスを増やすためのGoogleアナリティクス使い方

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あなたのサイトにもGoogleアナリティクスは導入されていると思うが、 いざ活用してみようとするとどうしてよいのか分からないのではないだろうか。

Googleアナリティクスにはあまりにも多くの機能があり、 全てを使いこなすことはプロでも難しいと思う。

そこで、今回は基本的な操作方法から、あなたの会社の売上をアップするのに必要なアナリティクステクニックまで、 すぐに使えるものをピックアップしてみた。

一人でも多くのユーザーにより価値を提供できるよう、データはうまく活用して改善の参考にしてほしい。

 

■ 目次 
1.売上&アクセスUPのために最低限必要なGoogleアナリティクス管理画面4項目

1-1.ユーザーレポート(訪問者について)
・ユーザーの分布
・リピートの回数や間隔
・モバイル
1-2.集客レポート(どこから来たか?)
・すべてのトラフィック
・オーガニック検索キーワード
1-3.行動レポート(何をしたか?)
・サイトコンテンツ
・サイトの速度
・サイト内検索
・イベント
1-4.リアルタイムレポート(まさに今!)

2.マイレポートの活用でステップアップ

・マイレポート作成手順
・web担当者にオススメするマイレポート
・マイレポートの転送設定

3.GoogleアナリティクスとCPC広告の連携で費用対効果を確認

3-1.AdWordsとの連動
3-2.AdSenseとの連動
3-3.リマーケティング

4.計測レポートからCV改善の具体的手順を見つけるノウハウ

4-1.改善する前にまずチェック!
4-2.改善方法は基本的に3つ!
(負を減らす・正を増やす・トレンドを活かす)

 1.Googleアナリティクス活用のための計測レポート画面で知っておくべき5項目

webにあまり慣れていない方は、売上をアップするために、最低限5つの項目についてアナリティクスの情報を正しく理解できるようにしよう。

1-1.ユーザーレポート

まず、あなたのサイト全体にどのようなユーザーがアクセスしているのかを確認することができるのが、ユーザーレポートである。

ここは年齢や性別などの属性、ユーザーがアクセスしている地域、デバイスやOSの種類など全体の情報を確認することができる場所だ。

 

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一番最初に訪れる場所は『ユーザーサマリー』であろう。

おそらくGoogleアナリティクスを一度でも使用したことがあれば、このユーザーサマリーをは必ず見た事があるはずだ。

ページビューや平均セッション時間などが載っているので、見ていても楽しいし、webについて知れたような嬉しい気持ちになるが、売上アップには直接関わらない部分なので、アクセスの小さな増減に一気一憂する必要はないので、私はざっと見ておくだけで良いと考えている。

<ユーザーレポートで見ておきたい項目>

ユーザーサマリーを見て満足してしまう担当者も多いようだが、売上を上げるためにはここからが重要だ。

ユーザーレポートでは以下の3つ項目を必ず確認するようにしていこう。

  • 新規とリピーター
  • リピートの回数や間隔
  • PCとスマートフォンの比率(※)

※Googleアナリティクス上では「モバイル」の項目にあたる。

この3つの項目を確認し、正しく企画に反映することができれば、必ず売上はあがる。それでは、なぜこの3つの項目がなぜ重要なのか、これから説明していくことにする。

新規とリピーター

新規とリピーターでは文字通り、新規訪問者とリピーター別の行動が確認できるので、その割合によって今後の対策が考えられるはずだ。

例えば新規訪問のほうが圧倒的に多いサイトであれば、初めての方に向けたガイドページなどを設けることで離脱を防ぐといったことが出来る。

なお一般的にリピーターのほうが、直帰率は低く、平均セッション(※1)時間は長いので念頭に置いておいてもらいたい。

それを踏まえても新規訪問のセッション時間が極端に短い場合は、新規のユーザーに対して分かりづらいサイトになっていると言えるだろう。

※1 セッション数:1人のユーザーがサイトにやってきた回数。

 

ユーザー > 行動 > 新規とリピーター

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ここではあわせて、「ページ/セッション」もチェックしておきたい。この項目はセッション中に表示された平均ページ数を表している。
つまりどれだけサイトを回遊したのかが読みとれる。

ランディングページは別として、サイトに訪れて1ページだけ見て商品を購入したり、資料を請求するという行動は極めて稀だ。

ユーザーは色々なページを回遊することで、そのサイトに安心を覚え、そして購入へと至るのである。

それが1ページだけ見て離脱してしまっては当然コンバージョンが発生しないのはもちろん、見せたい商品情報や企業情報がまったく見られていないということになる。

一般的にECサイトでは、たくさんのページを見たユーザーのほうが商品を購入する確率が高いと言われている。

デバイスや取り扱う商材によっても違いはあるが、ECサイトでは最低でも「6ページ前後/セッション」は欲しいところだ。

もしあなたのサイトがこの数値を下回っているのであれば、

  • ページ下部にフッターしか置かれていないので、他ページやその他コンテンツへのリンクを設ける
  • 追従するメニューやボタンを設ける

などユーザーがもっとサイトを回遊しやすくなるような設計にすることで、今以上に購入に繋がるはずだ。
むろんコンテンツ数を増やすことも重要なので、こちらも怠らずにやってほしい。

 

リピートの回数や間隔

ユーザーが購入に至るまでにはじめて訪問してから何日かかったか、また何回訪問したか、いわば購入までのリズムを確認できる。

ユーザー > 行動 > リピートの回数や間隔

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リピートの回数は、あなたのサイトで購入したことのあるユーザーが対象となるため、既存会員の売上を上げたい場合などの施策に役立つページだ。
上の図を例にすると、セッション数によってCVRに違いが出ているのが読み取れる。

  • 1回目のセッションでのCVR:2.3%
  • 2回目のセッションでのCVR:3.6%
  • 3回目のセッションでのCVR:4.1%

このように3回目のセッション時のCVRが一番高いため、サイトに2回訪れたユーザーに対してセール情報であったり、会員限定のお得な情報を配信することで、さらにCVRが高められ売上に貢献できるはずだ。

(購入までの間隔の図)

こちらはリピートとは対象に、新規のユーザーがサイトに訪問してから何日後に購入したかが確認できるので、新規ユーザーの売上アップを目標としている場合はチェックしておきたい。

購入リズムはサイトで取り扱っている商材や平均単価によって変動する(高価格な商品ほど間隔は長くなる)ため、一概に何日間ということは言えないので、まずはあなたのサイトの購入リズムをしっかり把握しておこう。

それにより、初回訪問から何回目または何日間のユーザーに対してリターゲティング広告をうつかの目安をつけることができる。

また高価格な商品は間隔が長いため、訪問から10日後と30日後でリターゲティングバナーのクリエイティブや訴求を変えることで、より一層の効果が表れるはずだ。

モバイル

ここではデバイスごとのアクセス状況をまとめたものが確認できる。

スマートフォンやタブレットの普及が進み、あなたのサイトへのアクセスも当然増えていることと思う。

しかし実際にどのくらいの割合でアクセスされているのか把握できるいるだろうか。

パソコンからのアクセスが大半を占めているのか、パソコンとスマートフォンで約半々なのか、それによって施策の内容は大きく変わってくるため、まずは現在のサイト状況をしっかり確認する必要があるのだ。

ユーザー > モバイル > サマリー

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このサイトではすでにスマートフォンからのアクセスがPCを抜いていることが分かる。

今後この差はより顕著となっていくため、スマホユーザーに向けた対策やモバイルファーストとしての取組みを目標にしていくで売上アップに繋がるはずだ。

 

1-2.集客レポート

集客レポートでは、ユーザーがサイトに訪問した時の経路を集計して、対象ごとの計測指標での数値を集計したものが表示されている。
以下の図は集客サマリーから抜粋したものだが、サイトにアクセスしている割合をチャネル別に一目で判断できるし、訪問の量と質を一連の流れで見ることができるのでマーケティングの集客部門の方や広告担当者にとってはとても重宝する。
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※Googleアナリティクスでは広告経路のことを「チャネル」という言葉で表記しているので抑えておこう。
代表的なチャネルは以下の5つである。

  • ・Organic Search:検索エンジン、いわゆる自然検索からの訪問
  • ・Paid Search:リスティング広告からの訪問
  • ・Direct:サイトへの直接訪問。お気に入りやブックマーク、URLの直接入力などによる訪問
  • ・Referral:参照サイト(リンクが貼られているWebサイト)経由の訪問
  • ・Social:ソーシャルメディア(Facebook、Twitterなど)からの訪問

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<集客レポートで見ておきたい項目>
ここで売上アップに繋がる上でチェックしておきたい項目は2つある。

  • すべてのトラフィック
  • オーガニック検索キーワード

集客レポートであるため当然広告との関連性は高く、「AdWords」と連動したレポートメニューもあるので、リスティング担当者はAdwordsの管理画面と一緒に把握することでより効果のある集客に繋がるはずだ。
なおAdWordsとの連動については、4章に記載しているのでそちらを参考にしてほしい。

すべてのトラフィック

集客 > すべてのトラフィック > チャネル
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前述した集客サマリーとほぼ似たような項目のレポートが表示されている。
ここでPaid Searchの平均セッション時間が他チャネルに比べて著しく低い場合は、目的のランディングページ(LP)にとばせていない、またはLPの内容がユーザーのニーズに応えられていないなどいくつかの原因が考えられるため、行動レポートにあるランディングページの中から平均セッション時間の短いLPを探して、すぐさま改修に着手しよう。(アンカー)

各チャネルについてもう少し細かく見ていこう。
プライマリディメンションタグの「参照元/メディア」を選択すると、
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オーガニック検索はどの検索エンジン経由で訪問してきているのか、リスティング広告はGoogleとYahooどちらからの訪問が多いのかなど細かい指標で確認ができる。

私がリスティング運用をする時は必ずGoogleとYahooで使い分けを行う。
なぜなら販売している商品やサービスによって適不適があるからだ。一般的にYahooリスティングはBtoCの商品やサービスの方がより適しており、GoogleはBtoBの商品やサービスが適していると言われている。
例えば、あなたがBtoCの商品やサービスをリスティングで出稿しており、GoogleのほうのCVRやLP内での行動がYahooに比べて悪い場合は、予算の割合をYahooに割くなど検討してみるといいだろう。

オーガニック検索キーワード

集客 > キャンペーン > オーガニック検索キーワード
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貴方は自身のサイトにユーザーがキーワードを入力して訪問してくる際、どのキーワードでの訪問が一番多いかパッと答えられるだろうか?
意外にも答えられない運営者の方は少なくない。
このレポート画面では、ユーザーが毎日どんなキーワードを入力してサイトに訪問しているかを把握することが目的だ。

思ってもいなかったキーワードでの流入数が多かったり、新しい発見ができ特集ページを作る際の参考にもなるので、毎日チェックする必要はないが、隔週くらいの間隔でチェックするといいだろう。

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オーガニック検索キーワードの中には、見慣れない表現があるため簡単に説明しておこう。

  • ・(not provided):検索キーワードが不明の場合に表示される。
  • ・(not set):リダイレクトでリファラー情報が得られない場合のように、なんらかの状況や設定などによりキーワードの情報が取得できなかった時に表示される。

※オーガニック検索において(not provided)が一番多いワケ
以前は「Googleのサービスにログインしているユーザーの検索などの一部」が対象となっていたが、2013年9月からは全ての検索にSSL通信が使用されることで、キーワード情報が含まれないと判断され(not provided)が急増。
現在も、Googleで検索するとデフォルトでSSL検索が適用されるようになっているため、(not provided)以外のキーワードはYahooなどからの検索キーワード情報だと考えられる。(現状Yahooは「https」に対応していない為、キーワード情報が取得できる)

ちなみに(not provided)の中身がわかる対処法がある。
それは、ウェブマスターツールとGoogleアナリティクスを連携させることだ。
これにより、アナリティクスの管理画面内から「検索クエリ」として確認が可能となる。
集客 > 検索エンジン最適化 > 検索クエリ
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※ウェブマスターツールとGoogleアナリティクスの連携については以下の記事を参照にしてほしい。
https://support.Google.com/webmasters/answer/1120006?hl=ja
―――――――

※Googleアナリティクスの「ノーリファラー」計測について
ノーリファラーは、特定のサイト経由の訪問でなく、お気に入りやブックマーク、またはURLを直接入力してきた訪問である。
Googleアナリティクスでは、もし訪問者がノーリファラーで計測サイトを訪問した場合でも、その訪問が2回目以降の訪問で、かつ以前の訪問が何かしらの参照元(検索エンジンや参照元サイト)経由であった場合は、以前の参照元情報をその訪問の参照元として記録する仕様となっている。

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1-3.行動レポート

行動レポートは、サイト内を行動=ユーザーがサイトのどのページを見たのか、つまりサイト内の回遊情報を知るためのメニューが中心となっている。

ユーザーレポートではサイト全体のページビュー数、訪問数、直帰率などが確認できたが、ページごとに確認できるのが行動レポートである。

私が日頃から一番見ているレポートであり、サイト改善や売上アップには欠かせないため、ここではほとんどの項目を知っておくことをお薦めする。

サイトコンテンツ

ここでは前述したようにサイト上のすべてのページのページビュー数や、訪問数を読み取れるだけでなく、サイトのディレクトリ階層別やランディングページごとに確認することも可能だ。

サイトコンテンツの中で必ず抑えておきたいのは以下の2項目である。

  • すべてのページ
  • ランディングページ

なおサイトコンテンツでは、このレポート独自の3つの指標が含まれているので、まずはその説明からしていこう。

ページ別訪問数 そのページの閲覧を含む訪問数のことであり、「ユニークページビュー数」
とも言われる。「そのページの閲覧を含む」という意味合いなので、例えば
あるページの閲覧が1回の訪問でも、そのページの訪問中に4回閲覧した
訪問でも、ページ別訪問数は「1」となる。
平均ページ滞在時間 ページ滞在時間の合計をページビュー数で割ったもの。なおこの場合、
滞在時間が0である直帰のページビュー数は含まれない
閲覧開始数 ユーザーがサイトにアクセスしたとき、指定したページを最初に閲覧した回数。

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・すべてのページ

この項目は、Googleアナリティクスの中で最もよく使うページと言っても過言ではない。
つまり基本となる項目であるため、見方はしっかり理解しておこう。
閲覧されたページの指標をURLとページタイトルごとに確認ができる。指標に関しては上記で説明した通りだ。

行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ
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プライマリディメンション「ページ」ではページのURLごとに指標を表示している。
ページのURLに広告用のパラメータなどが付いた場合、実際には同一のページであっても別々のURLとして計測されてしまう。

一方、プライマリディメンション「ページタイトル」は、URLではなくHTMLソースのタイトルタグの表記ごとに計測するため、URLのパラメータなどで数値が分散されて表示されることがない。
タイトルであれば一目でわかるため、URL表記だとわかりにくい人は、ディメンションを切り替えて確認するといいだろう。

★ナビゲーションサマリー

ページ上部にある「ナビゲーションサマリー」タブは、特定のページの前後遷移を読み取れる。
すべてのページの閲覧開始数とサイト内からの遷移の割合がわかるため便利であるが、このレポートのみで解析することはなく、下記に記載したランディングページなどと合わせて確認することでユーザーの動きを解析できる。

行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ
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・ランディングページ

ランディングページ、いわば閲覧開始ページとなったページごとに各指標を確認できる。
他ページを回遊してランディングページにいきつくというケースは基本的に稀であるため、離脱の意味合いの指標で今まで表示されていた離脱率という項目はなくなり直帰率のみが残るので軽く抑えておこう。
※離脱率と直帰率の違いについて詳しく知りたい方はコチラ

行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ
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もちろん上記の数値を見ながらでも改善策は考えられるのだが、もう1つ見てもらいたい指標がある。
それはランディングページから遷移した「2ページ目」の離脱状況である。(上部にある「入り口からの遷移」タブから確認)
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ランディングページをいくら最高のものに仕上げて直帰率を改善したとしても次に遷移したページのクリエイティブとあまりに差があってはユーザーもギャップを生んでしまい結局離脱してしまうだろう。
2ページ目でも離脱をさせず売上に繋げるために、次のページへの導線の場所が分かりづらく離脱が増えていないか、企画とは意図していない導線にユーザーが進んでしまっていないかなど離脱状況をしっかりチェックしておくべきである。

サイトの速度

さまざまな速度や反応時間に関する技術的な指標を使って、ページの読込み速度や、ページ内コンテンツの読込みやダウンロード速度などを計測し表示している。
サイトの速度は、ユーザービリティ最適化にとって重要な項目の一つである。なぜならページやページ内コンテンツの表示速度は、直帰率や離脱率に影響を与え、特にスマートフォンサイトの場合はそれが顕著に言えるだろう。
GoogleのSEO対策としても、サイトの速度が評価されるとして重要視されているので必ず確認しておきたい。

行動 > サイトの速度 > サマリー
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<ページ速度を改善するために>
速度の提案レポートでは、Googleがページごとの読込み速度をチェックし改善点を教えてくれるので、まずはここからサイトをチェックし、速度の改善に結びつけていくのがよい。
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知りたいPage Speedの提案をクリックすると、以下のようにパソコンとモバイルそれぞれの改善策を教えてくれる。
なお「Page Speedスコア」は、そのページの速度の状態を指数で表している。スコアの最大は100で、スコアが低いほどページ速度の改善余地が大きいことを表す。
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チェック項目の結果は3段階に分けて表示されるので抑えておこう。

    • 赤の「!」:これを修正すると計測値が改善される
    • オレンジの「!」:この修正が面倒な量でないなら要検討
    • 緑の「!」:重大な修正点はない

サイト内検索

サイト内検索から見て取れるデータは訪問者のニーズ、サイトのナビゲーションやコンテンツの課題を知るうえで非常に有効な情報である。
まずはサマリーで訪問者のどのくらいの割合がサイト内検索を利用しているか、検索後の滞在時間など簡単にチェックしてみよう。

行動 > サイト内検索 > サマリー
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中でも最も注視したい項目は、「検索による離脱数の割合」である。
そもそもサイト内検索を利用しているユーザーは、購入意思が高いためサイト内検索を行わないユーザーと比較するとCVRは数倍に上がる。それなのに検索をしても目的の商品やページに辿り着かずに離脱してしまうユーザーを生んでしまっているのはかなりの損失に繋がっている。
検索後の離脱率を0%に近づけることで確実に売り上げは上がるはずだ。
検索キーワードごとによる離脱率の割合は以下のように確認できるので確認してみよう。

行動 > サイト内検索 > 検索ページ分析(プライマリディメンションをリンク先ページに)
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・サイト内検索キーワード

訪問したユーザーがサイト内で何を探しているのかを知る重要な手掛かりになるのが、この検索キーワードだ。
私もよく利用しているのだが、ユーザーのニーズが簡単に把握できるのが何より良い。
検索数が多いワードはニーズがあるということなので、例えばLPを新たに作成し集客をかけたり、またはニーズの多いワードで新たにナビゲーションを設けることでより使い易いサイトとなり売上アップに繋がるはずだ。

行動 > サイト内検索 > サイト内検索キーワード
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イベント

イベントは、通常の設定では計測できないページ繊維を伴わないようなページ上でのアクション(カートボタンやページ内リンクのボタンなど)をトラッキングコードのカスタマイズ設定によって計測できるようにしたものである。

上記で説明してきた項目と見方は変わらないためここでは割愛する。

1-4.リアルタイム

サイトへのアクセス状況をリアルタイムで確認できるレポートである。
ディメンションと指標は先に解説したレポートメニューと同じであるが、リアルタイム特有として「アクティブユーザー数」という項目が存在するので覚えておいてもらいたい。

アクティブユーザー数は、過去5分以内にサイト上のページに訪問したりイベントタグを貼っている箇所をクリックしたユーザーを表している。

リアルタイム > サマリー
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―――――――
通常のレポートでは訪問(セッション)の定義を30分としているが、「リアルタイムレポート」では5分間無操作状態が続くとアクティブユーザーとしてカウントされなくなる。
―――――――

2.マイレポートの活用のしかた

マイレポートとは、数値のサマリーをウィジェットで表示することができ、複数のウィジェットを1つのマイレポートにまとめて表示できるので、大まかな数値をパッと確認したい時などに重宝するレポートである。

マイレポートイメージ
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Googleアナリティクスを見る時、セッション数や離脱率、直帰率、参照元など色々なレポートを確認しないといけないため、アナリティクス上をいったりきたりする人もいるだろう。
その場合1回のアクセス解析に意外と時間を取られかねないが、マイレポート機能を使えば普段からよく利用するレポート機能を1つの画面にまとめれるので時間を取られることもない。
また上司への報告資料の際にもグラフィカルな資料として役立つはずだ。

それでは早速マイレポートの作成手順をみていこう。

・マイレポート作成手順

マイレポート一覧から「新しいマイレポート」を選択。
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新しくマイレポートを作成するため「空白のキャンパス」を選択。
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次にウィジェットの追加を行う。
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ウィジェットとは、マイレポートに表示させるデータのことであり、このウィジェット自由に組み合わせることで、貴方が見やすいようにレポートをカスタマイズすることが可能なのだ。
ウィジェットには「標準」と「リアルタイム」の2種類がある。

・標準

標準ウィジェットは、指標・タイムライン・地図表示・表形式・円グラフ・棒グラフに分かれる。
1つ1つ説明していこう。

指標は、データを数字で表示する形式。
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タイムラインは、日付ごとの折れ線グラフで表す形式。
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地図表示は、データを地図に表示する形式。
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表形式は、データを一覧表で表示する形式。2項目まで最大10行のデータを表示することが可能。
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円グラフは、データを円グラフで表示する形式。
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棒グラフは、データを棒グラフで表示する形式。
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・リアルタイム

リアルタイムレポートで表示できる指標は「アクティブユーザー」と「ページビュー数」の2つのみとなる。
リアルタイムのためレポートは常にアップデートされており、現在のアクティブユーザー数などが数秒でレポートに反映され、サイトの現状が一目でわかる。

このウィジェットでは、カウンタ・タイムライン・地図表示・表形式に分かれる。
カウンタは、デバイスカテゴリやキーワード別にアクティブユーザーを数値で表示する形式。
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その他の3項目は標準のウィジェットと同様である。

・web担当者にオススメするマイレポート

いきなり貴方オリジナルのマイレポートを作成するといっても、指標とする項目が多いため戸惑ってしまう方もいるだろう。
そこで私が普段使っているマイレポートを共有させていただくので、よければ使ってほしい。
少し慣れてきたら貴方なりにウィジェットをアレンジしてみるといいだろう。

・マイレポートの転送設定

マイレポートはメールで転送することも可能だ。
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マイレポートからメールをクリックすればメール設定へと進める。
便利なことに送る頻度が、一回・日別・週別・月別・四半期から設定できる。
メールで送られてくるレポートを見るのにはアナリティクスにログインする必要はないため、他の業務で忙しく普段からアナリティクスをチェックできていない方は是非活用することをお勧めする。
最低でも週1回はマイレポートでサイトの状況を確認するとよいだろう。

3.GoogleアナリティクスとCPC広告の連携

3-1.AdWordsとの連動

GoogleアナリティクスでAdWordsからの訪問を計測するには、アナリティクスのアカウントとAdWordsのアカウンの連携が必須である。
なお設定方法は次の2つとなる。

■ 自動タグ設定
Google AdWordsの専用の仕組みで、AdWordsとアナリティクスの管理アカウントの連携設定をすることによって広告計測用のタグが自動的に設定されるようになり、AdWords側で計測されたデータをアナリティクスのレポート画面からでも確認ができる。

■ 手動タグ設定
AdWords以外の広告からの流入を計測する方法で、広告のリンク先URLに計測用のタグを付加する方法。

4.計測レポートの確認からCV改善までのノウハウ

4-1.改善する前にまずチェック!

あなたのサイトに訪問してきたユーザーは、どのような経路で回遊し、どのようなアクションを取ってCVに至っているのか、または離脱してしまっているのか、ご存じだろうか。
このユーザーの行動を知らないと、当然改善に結びつく良い仮説は生まれない。
ゆえにまずは、サイトにおけるユーザー全体の動きを俯瞰的に見ることで、大まかな傾向を把握することから始めよう。

一般的な傾向より著しくレスポンスの低い箇所は優先して改善を進めていくポイントになり、逆にレスポンスの高い箇所があればそれが改善のヒントに繋がるなど、全体を大まかに分析することで見えてくることもあるのだ。

<JTのゴールフローまでの図>

例えば、ユーザー情報を入力するページの離脱率が著しく高かった場合は、ユーザーが入力するのに適した画面になっているのか、無駄な入力項目が多く離脱に繋がっていないかなど再度確認してみるといいだろう。
(EFOのページへのリンクを設ける)

俯瞰して気になるページがあったらどんどん深堀りしていこう。
なぜなら、特定のページを起点にしたユーザーの離脱率が顕著に高ければLPや次のページへの導線を見直す必要が生じ、逆にCVまでの強い導線が見つかれば、その経路上にあるページを起点にして要因を分析することができ、次にどこに施策をうつか当たりをつけることにも繋がるからだ。–>

4-2.改善方法は基本的に3つ!

・負を減らす

  • 直帰率が高いページに手を加える。
  • CVにまったく貢献していないページを減らす。
  • CVRが他よりも著しく低いページをなくす。

・正を増やす

  • 直帰率が低いページやコンテンツへの誘導率が高いページを見つけて、レイアウトや特長を参考にする。
  • クリック率が高いメルマガやCVRが高い広告コピーがあったら、なぜそうなったのか、他への応用は可能か考える癖をつける。

・トレンドを活かす

  • 季節による検索キーワードの増減に合わせて、事前に特集ページなどのコンテンツを用意しておく。
  • ユーザーが多く訪れる曜日や時間帯など、データの傾向を発見して、そこに合わせて企画を考える。
  • トレンドから大きく外れた値があれば、その原因を探り、アイディアや改善に繋げる
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