コンビニ受け取り|店舗受け取りの最適スマホUI

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img3-item-receive自宅以外での商品受け取りニーズが増えているため指定された住所に届ける配送システムだけでは消費者に求められることの全てをクリアすることができない時代になって来ている。

商品受け取りニーズ多様化への取り組みは数年前からの支流的なトレンドではあるが、近年より盛んになっている印象を受ける。

自分の生活の都合で商品をピックアップするほうが自分のニーズに合致するケースが増えてきているのかもしれないし、不在表を介したやりとりを面倒に感じることもあるのかもしれない。

そのような流れの中でスマホECのユーザビリティ視点ではどのようなことが必要なのか見ていきたい。

<目次>
1.スマホECの取り組み事例
2.実証実験
3.ニーズ多様化について考察

1.スマホECの取り組み事例

1-1 ディノス

商品詳細ページの「ご購入手続きへ」ボタンをタップするとお届け先指定ページで初期状態では「ご自宅にお届け」になっているのですが、「コンビニエンスストアで受け取る」が選候補択可能です。

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郵便番号を起点にして、周辺の候補コンビニが表示され、その中から受け取るコンビニを指定する導線です。候補となるコンビニが自動的に候補として表示されている点はタップ数を減らすのが命題のスマホUIでは適切でしょう。

7&iグループになったニッセンも2015年9月末にセブンイレブン店舗で受け取れるサービスを開始する告知が出ており、盛況している動向です。

1-2ヨドバシカメラ

店舗受け取りが可能である旨を商品詳細ページに大きく記載しています。ウェブ注文の「カートに入れる」の下にメッセージ領域を配置しています。積極的にヨドバシが取り組んでいると感じます。

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商品詳細ページで「在庫のある店舗数」が分かることから店舗在庫数をウェブ側でも把握し、ウェブサイトに表示できるシステムを提供しています。

一階層下がって店舗在庫一覧を見ると店舗ごとに在庫状況を確認することが出来ます。在庫は「◎在庫あり」と「○在庫残少」と記号で表し、「30分以内にご用意いたします」と対応にかかる時間も店舗ごとに書いています。

家電の場合は金額も高く、また、購入頻度も多くないので、目で見て購入したいニーズが根強いでしょう。

2. 自宅外受け取り実現のための実証実験

自宅以外への配送革新のプレイヤーは様々でAmazonや楽天などの最大手EC、佐川急便などの配送事業者、JR東日本などの駅という‘場所’を持っている事業者、ECソリューションベンダー各社などだ。主な各社の取り組みを見てみよう。

2-1 Amazon

2014年にAmazonが日本郵政と協業で住宅用のポストを開発・販売するニュースがあった。Amazonの小型商品はメール便で配送しているがポストサイズによって不在時には再配達にならざるを得ないケースが多いために自社で最適な環境を整える動きだ。
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戸建て用の「Qual」は3.5万円程度するのでポストに費やす金額としては高額である上に、そもそもの課題設定としてポスト整備よりも過剰な包装を優先して解決すればよいのではないかという意見もある。

2-2 楽天

楽天は専用ボックス「楽天BOX」の実験を開始している。大阪府や福岡県のターミナル駅に導入している。
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ボックスに商品が到着すると開錠用のパスワードがメール通知される仕組み。駅での商品ピックアップのやり方として現実解だと考えられる。対応店舗数は限られているが実証実験の結果によっては増えていく可能性も十分にあるだろう。

2-3 JR東日本

JR東は自社資産である駅をEC受け取りの場所に指定する「ネットで駅ナカ」を提供している。

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首都圏の10店舗のみが対象である上に商品数が150品数と少ないので浸透する規模ではないものの、通勤・通学者が必ず通る駅を媒介にして商品受け渡しをするのは可能性を秘めている。

2-4 エスキュービズム

新興ベンチャーである株式会社エスキュービズム・テクノロジー社は受け取り人がいなくても荷物を保管することができる宅配ボックスを独自開発している。

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通知のタイミングはボックスに配達員が荷物を入れた時にスマホへ通知が届く仕組み。スマホアプリがカギになり認証され開くことができる。

3. 受け取りニーズ多様化について考察

3-1 高級ブランド品販売「コメ兵」の来店動機

購入した商品を自宅以外で受け取る方法を見てきたが、視点を変えてみると、商品によっては購入前の商品の実物を見てみたいというニーズもあるだろう。ネットだけでは購入判断ができない商品の場合に来店し目で確かめてから購入に至るという導線だ。

具体的にはブランド商品リユース販売の「コメ兵」のネットサービスではネット注文も出来るが、数十万単位のブランド品も少なくないので、店舗を指定し、店舗で実物を見ることができる。

「コメ兵」で扱っている商品はリユースの特長上、一点物なので消費者が指定した商品を希望する店舗に一点ずつ配送する必要がある。やっていることはアナログ感が増したようにも思うが、一人のお客様のニーズに応えようとしている取り組みである。

来店して貰えば接客に強みのあるコメ兵であれば購入に至ることもあるだろうし、場合によっては別の商品も買ってくれることもあるだろう。

3-2 重いもの・容量のあるもの・恥ずかしいもの

商品特性によって自宅以外が望ましいかどうか決まってくるだろうから、現実解として自宅の宅配ボックスの進化版ならびにユーザーへの通知の方法が発展していくだろう。

ECで購入するお米(5キロ、10キロ)を駅で受け取る人は少ないし、送料がどのように定義されてくるかなどもサービス進化に起因する。

いずれにしても消費者のニーズを取り入れるためには自店舗での受け取り、または自店舗へ送客してから購入、もしくはコンビニでの受け取りを展開できるように検討する必要がある。

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